日々の出来事、言葉との出会いを綴っていきます。何年後かの自分のために。

by usagi-kani

大人と子供

(11月の学年集会での生徒へのメッセージ)

 2年生の諸君……君たちのほとんどが毎日楽しく学校生活を送っている。君たちの学校生活に関わる者としてたいへん喜ばしいことだと思っている。
 ただ、卒業までこのままでいいのだろうかと言うと、「?」をつけざるを得ない。

 君たちは「子供」だろうか、「大人」だろうか。
 少なくとも卒業までには……社会に出るまでには「大人」になってもらいたいと思う。
 「子供」と「大人」の違いは何か。
 私は、「やりたいことをやる」のが「子供」、「やるべきことをやる」のが「大人」だと考えている。
 現在、君たちのほとんどは「やりたいことをやる」すなわち「子供」だ。だが、今後は「大人」になってもらいたい。つまり、「やるべきことをやる」人間になってほしい。
 君たちが今やるべきこと、それは自分の進路希望を実現させること、そのために努力すること、だ。君たちの未来はまだ決まっていないのだから、そのこと以上に優先すべきことなど存在しない。その「やるべきことをやる」ことで、今までとは別の「楽しみ」を学校生活に見つけてもらいたい。
 君たちの今の楽しみ……「好きなことをやる」「友人と遊ぶ」「ゲームをする」etc……はいずれも楽しいことだろう。
 だが、「目標に向かって努力する」という楽しみも知ってほしい。それは自分の未来を、自分の人生を決めることに他ならない。それ以上の楽しみなどあるだろうか。
 その「最高の楽しみ」を発見して、君たちが瞳を一層輝かせて残りの高校生活を送ってくれることを期待する。
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by usagi-kani | 2007-12-17 05:57 | 学校・教育 | Comments(2)
Commented by chinchudo at 2007-12-21 21:26

>「やるべきことをやる」のが「大人」

とてもすてきなフレーズですね!

「やるべきことをやる」は、私も大切に思っている言葉なのですが、
それが「大人」だという言い方には、ハッとさせられました。

「やるべきこと」と「やりたい」ことが、いっしょになることが理想
なんだけど、なんて思っています。
Commented by usagi-kani at 2007-12-31 10:15
chinchudoさん、コメントありがとうございます。レス遅れてすみませんm(_ _)m

「やるべきことをやる」というほどポジティブではなくて、いやいやでも「やらなくてはいけない」というほうが正確かもしれませんね。仕事や家庭の雑事、親戚付き合い……やりたくてやっているのはどのくらいでしょう?
生きるのはある意味自分をごまかすこと。それをしなくていいのが子供ということなのではないかと思います。