日々の出来事、言葉との出会いを綴っていきます。何年後かの自分のために。

by usagi-kani

湊かなえ『往復書簡』を読んで

手紙形式の短編が3つ収録されている。
一気に読んでしまった。
湊かなえの本を読むのは「告白」「贖罪」「夜行観覧車」に続いて4冊目だが、いずれも読み始めると止めることが出来ず、一気に読んでしまった。
決して文章が上手だとは思わないが、口語調で読みやすいためか。
いや、おそらく文章の「下手さ」がこの小説家の魅力なのだろう。
完璧な文章であったら、途中で飽きてしまうのではないか、と感じる。内容の過激さと表現の稚拙さがお互いに補完し合って、「読ませる」作品になっている、とでも言おうか。

息抜きにはちょうどいい作品。
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by usagi-kani | 2011-01-13 20:21 | 本・ことば | Comments(0)