日々の出来事、言葉との出会いを綴っていきます。何年後かの自分のために。

by usagi-kani

歴史を学ぶ意味

『日本の1/2革命』(池上彰・佐藤賢一)を読んだ。

たまには小説以外の本も読んでみようか、と思って読んでみたのだが、やはり政治や経済に関心の薄い私には「退屈な」読書になってしまった。

日本の革命「的」な出来事、たとえば明治維新や第2次大戦後のGHQによる変革などはいずれも中途半端(2分の1)だった。そして今の日本もまさにその2分の1革命の状態にあり、戻るか徹底的に進むかの分岐点にある。そこで我々はどうすべきか……と、過去と現代を比較した上で問題提起をしている。問題提起だけで答えは読者に丸投げされている(と思う。もしかしたらどこかに書いてあるのだが、じっくり読んでいないので気づかなかったのかも知れない)。

歴史を学ぶ意味は、「時代が変わっても人間は同じような考え方・行動をする。だから、過去を知ることで、同じような出来事が起こったときどう対処すればいいかがわかる」ことだと言われる。が、現実を見ると歴史を学ぶ意味なんてあるのかと思ってしまう。同じような過ちを繰り返してばかりで、過去の反省が活かされているなんて思えない。
同じ過ちを繰り返す人間の「愚かさ」を確認する行為、それが歴史を学ぶ意味なのかもしれない。「人間って本当にバカだな~」って。
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by usagi-kani | 2011-09-30 06:09 | 本・ことば | Comments(0)