2006年 07月 31日
学校説明会私の勤務する高校は定員280名だが、今年の参加者は800名ほど。
多くの受験生が我が校に関心を持ち足を運んでくれるのは嬉しいが、資料や会場作成などの準備は大変である。
本県では県立高校の学校説明会は7月下旬から8月上旬に集中している。
かつては7月末に集中しており、受験生や中学校から「同じ日ではどちらかにしか行けない。実施日をずらして欲しい」との要望が出て、各校で調整するようになったとか。
そのため、3~4校を行脚する受験生も結構いるようである。暑い中(今年の場合は雨の中と言ったほうが正確だが)ご苦労さま。
今年の私の担当は進学相談。
受験生の質問に個別に答える係である。
4年前にも同じ係を担当したが、そのときは「この学校ではどんなイジメがありますか?」という質問を受けて、しばし絶句。「ここってそういう質問する場? そもそもイジメがあることが前提!?」と途惑いながら答えたのだが、今考えると、きっとその生徒はずっといじめられっ子で、高校でもいじめられることを覚悟してたんだろうな、と切ない気持ちになる。どこの高校に入ったのだろう(順調に行っていればもう卒業しているが)。
まあ、そんなこともあったんで、今年も心して臨んだのだが、例年の3分の1くらいしか生徒が相談に来ない。
4人の相手をして終了。ラッキーという気持ち半分、物足りない感半分。
外を見ると強烈な雨。
参加者たちが傘を差しながら帰って行く。
小説なら、この天気は受験生たちの行く末を暗示するもの、ということになるのだろうが……。
15の春が「晴天」でありますように!
素晴らしいですね。
私の勤務校では年に10回進学説明会があります。今、短大は全体の50%が定員割れをおこしているという危機的な状況なので、学校側としては学生募集は死活問題。かなり力を入れて開催するものですから、説明会が終わるとぐったりと疲れ、いちばん大切なことを忘れそうになります。生徒さんたちの未来に関わる大切な会なんですよね。
私は戦後第2次ベビーブーム生まれなので、クラスも多ければ・・・
試験も大変だった思い出があります。
学校側もさー進学説明会も強気な感じだったような・・・(-_-;)
親身になってくれる今が羨ましいです。
学生にベストな選択をしてもらうため、という姿勢を忘れないようにしないといけないですね。学生集めにばかり走らないで…。
でも、結局は学力で輪切りされて受験校が決まってしまう…。どの程度こういった説明会に意義があるのかはわかりません(-_-)
こちらこそありがとうございます。