2006年 06月 29日
言葉とは愛である「( )は身勝手で、感情的で、残酷で、ときに無力だ。それでも私たちは、( )のチカラを信じている」
こんな問題があったら、あなたは何を入れるだろうか?
これが朝日新聞のCMであることを知っている人は当然答えも知っているはずだが、その答えに縛られずに考えて欲しい。「身勝手で、感情的で、残酷で、ときに無力だけど、私たちが信じているもの」って何だろう?
朝日新聞のCMでは「言葉」が入れられている。「言葉は身勝手で、感情的で、残酷で、ときに無力だ。それでも私たちは、言葉のチカラを信じている」と。
だが、私は、愛、を入れてみたいと思う。
「愛は身勝手で、感情的で、残酷で、ときに無力だ。それでも私たちは、愛のチカラを信じている」
これでも、何の矛盾もない(と思われる)文章ができあがる。
愛ゆえに人は迷い、殺人を犯すこともある。それでも愛を否定できる人間はいないだろうから。
「言葉」の性質を表現した文章、それにそのまま「愛」が当てはまる。これは愛と言葉が根本的には同じであるということを表してはいないだろうか。
少なくとも私はそう思う。言葉とは愛である、と。
言葉とは他者と自分をつなぐ、すなわち自分の内面を他者に伝え、他者の内面を理解しようとするものである。そして、他者と自分のつながり、あるいは他者とつながりたいという気持ちこそが愛に他ならないと思うから。
「言葉も愛も、身勝手で、感情的で、残酷で、ときに無力だ。それでも私たちは信じている、言葉のチカラを、愛のチカラを。」……こんなところだろうか。
ところで、あなたの答えは?
返事も非公開にすると、書き込んだ人にも見えなくなってしまう(んですよね?)ので、支障なさそうな範囲で書きます。
まめ。さん、見つかってよかったですね!
wisteriaさん、初めまして。
一緒の人がいて、何か嬉しいです(^o^)
後ろにはどうもあてはまりませんよね^^;
後ろにもぴったりだと思いますよ。
「言葉」だと身勝手というのがどうもしっくりこないんですよね。
「人間」ならピッタリ。一番いい答えかもしれません。